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04-22-04(木)
昼前に起きる。やっぱり我が家の寝心地が一番のようだ。すっきりと目が覚めた。溜まっていたメールの返事を書いたり、いろいろと雑用をこなしながら、無料配布CDを全部配ってしまったので、東京分をさらに焼いておく。15:00頃、福岡まで追いかけたTが率いる別チームに電話を入れると、まだ浜松のあたりを走っていた。福岡インシデントの翌日に温泉に入りに行ったのだそうだ。間に合うのか? Zepp Tokyoの前には、結構な人数がいて盛り上がっている感じが伝わってくる。いつもの面々と再会し、ロードの話をして開演を待つ。Aちゃんが風船を膨らませていたのでそれを手伝う。チーズのショウはいろいろなエクストラ的要素があるのだが、風船もそのひとつ。演奏中に観客の頭の上でいくつもの風船が跳ねる。こういうことは誰かがやっているのだが、もっと自分たちが積極的にやるべきだと思った。今日はできなかったけど、明日は最終日だから自分でも何かしようと心にとめる。 福岡のガラガラ具合があったので、こんなに大きな会場で大丈夫だろうかとも思ったが、あけてみれば結構な人々人々。それでも後ろの方は埋まらないんだね。明日はどうだろうか。 ![]() チーズらしい幕開けとなった東京初日。ノリノリのブルーグラスナンバーで会場があったまる。カイルが楽しそうに歌って弾いたGot What He Wantedでスローダウンしたかと思えば、Boo Boo`s Pikanicでやばいジャムを連発。Under African Skiesの透明感あるプレイは、心のきれいな部分に響きそうでない部分を浄化してくれるようだ。ボブ・ディランのカバーMy Back Pagesでは、真心ブラザーズのヨーキンがゲストで登場。と言っても自分は全然知らず、ビリーが“Yo-King!”って言っていたが“Your KING!”って聞こえた。どこの王様なのかと思ってたら、会場のあちこちから“誰?”、“あんたダレ?”という大きな声が。知らない人も多かったみたい。ディランの曲はヨーキンが日本語で歌い、ビリーが英語で歌う。日本語のサビをビリーが歌っていたのだが、どうもよくわからなかった。 2ndのスタートはなんとHoward。高速道路を疾走するようなジャムが繰り出され、古くからのファンは狂喜乱舞である。圧巻だったのはJellyfish > Land`s End > I Know You Rider > Stir It Up > I Know You Rider というつながりの後半。Jellyfishはやや短めだったが、美しいLand`s EndからI Know You Riderに変化していく。Riderはデッドでおなじみだということもあり、オーディエンスの反応もすごい。ハイパーでスピード感あふれるチーズバージョンになっていて、途中でスローダウンしてレゲエに寄り道してまたRiderに戻っていく。ちょっとくたびれ気味だったような気がするカンのマンドリンがうなる。照明のシャープな光線とあいまって、音がレーザービームのように頭に突き刺さる。東京で一番ハッピーな空間ではなかっただろうか。 終演後はアフターもなく、軽くおしゃべり。全部のショウを観ている人と話したら、彼は今日が一番良かったという。確かに良かったが、ちょっと短いというか物足りない(まだ欲しがるか)というのが本当のところ。駐車料金が気になったので早々に退散する。 String Cheese Incident 04-22-04 Zepp Tokyo, Tokyo, Japan Set 1:Looking Glass > How Mountain Girls Can Love, Got What He Wanted, Boo Boo`s Pikanic, Under African Skies^, My Back Pagesケ Set 2:Howard, Lost, One Step Closer, Black and White, Jellyfish > Land`s End > I Know You Rider > Stir It Up > I Know You Rider Encore:Sirens Guests:ケ with Yo-King on Japanese vocals Notes: ^ with Let's Spend the Night Together tease First Time Played: My Back Pages (Bob Dylan cover) ▲
by walstib
| 2004-04-30 23:58
| Show Report
04-29-04(木)
緑の日。祝日。GWスタート。世間は浮かれてるねー。危ない運転のクルマにひかれそうになりました。883で実家にGO。おいしい母親の手料理を腹いっぱいいただく。母はベルギー、オランダツアーに友達と行ってきたとのことで、デジカメ画像をPCのスライドショーで見せてくれた。寒くて雨が多かったそうだが、なかなかどうして楽しそうである。彼女の世代は戦争や戦後復興で青春時代に海外へ…なんてことは夢のまた夢だったので、今をエンジョイしている。良いことだ。しかし、父親の老けっぷりには少し驚いた。口は相変わらず達者だが、もうちっと親孝行せねばなるまい。小さい頃は強大な男に見えたもんだが。 Kサイクルに行き、ミッションの進行状況を確認>明日、明後日に搭載>連休はWGでGO…のはずが何にも変わってなかった。いろいろ忙しかったようで、まぁ仕方がない。修理待ちだった他のバイクが全部なくなっていた。キャンプは883で行こう。 メインで使っているPCの、電源についているファンからイオンじゃなくて異音。どうやらベアリングかメタルが断末魔の叫びを上げているようなので、電源ごと交換しないとファンが吹っ飛びそう…また出費か。 BGM:無音 ▲
by walstib
| 2004-04-29 20:35
| Diary
04-28-04(水)
新しく出るフリーペーパーのコラムを募集という話が来たので、ネタをいろいろと考えてみる。新しい椅子になってから、物事をじっくりと考えることができるようになった。流れていく雲をじっと見ながら、いろいろと考えてはキーボードを叩いた。すると、雨が降り出して土砂降りになった。すぐに上がったのだが、庭には水たまりもできている。 お隣が畑を見てくれた。順調に育っているのだが、ネットが低すぎるとのこと。もっと長い支柱を使って天井を高くすることに決定。そうすればもっと大きくなる。 雨が大丈夫そうなので、自転車でデジカメを見に行く。今使っているのは起動時間が遅く、撮影時間がかかり、記録時間が長く、電池がもたない。画質などには文句がないのだが、ライブを撮るとなるとシャッターチャンスを逃したりなど腹立たしい瞬間が多くなってきた。しかもでかい。で、新しいのを物色したわけだがどれも一長一短。3つまで絞ったが、どうしてこの3台の特長を併せ持つものがないのだろうか。被害妄想的に言うと、どの会社も等しく売れるようにという陰謀では(笑)。しかもなぜかC社の新型Iだけ、電源を入れていろいろ操作することができなかった。なんか問題あるのか? カタログだけもらって検討中である。残ったのはもうひとつのC社とR社だ。 サーファーが来たときに、朝つみのイチゴを持ってきてくれた。生クリーム作りに挑戦。結構な労力が必要だったけど、生クリームをかけて食べたイチゴはおいしかった。お菓子作りもおもしろいかもしれない。何ができそうか調べてみよう。 夜はバランスのパーティーに行った。ちょっと寒いけど、バイクで行って正解。気持ちよく走れた。Dさん夫妻からレッドロックスとデンバー付近についての情報をもらう。Kさん夫妻からはチーズの日本ツアーこぼれ話を聞いた。Aちゃんともいろいろ話ができた。そして、タロット占いをやってもらった。初めて。自分の現状と問題、そしてどうしたらいいのか…朧気ながら感じていたことが間違いでなかったことを確認。とてもすっきりした気分で家路についた。 BGM:無音 ▲
by walstib
| 2004-04-29 01:45
| Diary
04-21-04(水)
今日で旅の折り返し。後半戦の始まり。福岡>東京を1日で一気に走りきる。せっかく九州まで来たんだから湯布院や別府なんていう温泉にも入りたかったが、それでは東京のショウぎりぎりに到着することになるし、場合によっては遅刻なんてこともあるだろう。そんなんじゃゆっくり落ち着いて湯につかることもできないので、豊臣秀吉の中国大返しよろしく今度は山陽道をひた走ることにした。今度嫌になるほど入ってやる。九州土産の明太子を関門海峡手前のSAで買う。プルちゃんはこういうのが好きである。イカの塩辛とか…。なるほど、山陽道はいくつものトンネルで山を貫き、高低差をなくしているので速いのね。運転してても疲れない。 ![]() 運転を交代しながら、どんどん来た道を戻る。名神、東名…天気は最高。クルマも絶好調。エンジンがやや熱ダレしているが。慣れてきたのか、Hがたまにわがままを発射する。にべもなく断ったりして夜中に無事到着。2人をDの家に降ろし、やっとのことで帰宅。 しばし呆然。名古屋>大阪>福岡>東京の走行距離2541km。※画像のトリップカウンター左下参照。いろんなことがあったけど、楽しかった。よくがんばってくれたと、クルマにも感謝。ルーフを軽く2度叩く。風呂に入ってくつろぎ、デジカメの写真なんぞを見ていたら4:00をまわっていた。今日もショウがあるんだった! 急いで寝る。 ▲
by walstib
| 2004-04-28 13:33
| Show Report
04-27-04(火)
ヨガの日。先週は福岡にいたのでお休みし、1週間ぶりである。気持ちいい。今月は猫のポーズだった。正座して、両手を前に肩幅でつき、お尻を突き出すように手を前に動かして、腕を伸ばしながら前屈するように頭を低く前に出す。あごがついてもOK。腹式呼吸をしながら。これには1番、2番、3番とあり今日は3番。苦しくなったらゆっくり戻る。やはり体は固くなっていた。 ツアーであれだけ長時間クルマを運転し、踊りまくって、ろくに寝ない…という生活だったのに、腰や足の痛み、肩こりなどに襲われなかった。今となってはこれが信じられない。以前の自分ならば、全部そろって大変なことになっていたはずなのに。ヨガは効いているのだ。こう思い込みやすい質だが、他に理由がないのだから仕方がない。それが証拠に、今日のリフレッシュ度の高さといったらない。 午後、暴風雨。台風かと思うくらい。 読書。半分まで到達。いろいろ動き出してきた。 チーズの反動か、最近は静寂が気持ちよく音楽をあまり聴いていない。 BGM:強風 ▲
by walstib
| 2004-04-27 22:17
| Diary
04-20-04(火)
早朝、Hの家を出て中国自動車道を目指す。Hは道案内ができるようでできない…的確でないのといつも右左折を教えるタイミングが運転者と合わない…遅いのである。そのせいで夜中の大阪環状を2周している。今朝もそれが炸裂して、結局は自分が標識と勘を頼りに走って高速に乗ることができた。Dは見ているばかりである。クルマで九州まで行くのは初めてだ。飛行機やバイク+フェリーでは何度かある。広島が今までの記録。中国自動車道は、山の中をいく素敵なハイウェイ。必要あるのかと思うくらい、交通量が少ない。緩やかなワインディングを、新緑が眩しい山を見ながら抜けていく。後で知るのだが、九州へ走って行くなら、平行して走る山陽道の方が速い。アップダウンが少ないから。ただ、中国道はひたすら走るのが気持ちいい。 予定より時間がかかってしまい、福岡市内に達したのは17:00。今夜は旅館に素泊まりなので、博多駅に向かってクルマをすすめる。旅館を探すが、すっかり迷う。やっぱり、地図なしで知らない都会を走るのは難しい。なんとか旅館を見つけてチェックイン。クルマを旅館の駐車場に置き、タクシーで会場へ向かう。ツアーも3日目ともなり、ここでも会う顔見知りのファンとは同志のようなもの。顔を合わせる回数が増えた以上の親密な感情というかヴァイブレーションのようなものが通じ合う。 ドラムロゴスは福岡では有名なライブハウスで、そこそこの大きさの典型的な箱。中に入って驚いた。ガラガラ。大丈夫かおい…と呟きそうになる。今まで見たチーズのショウの中で、ダントツのガラガラ加減。開演時間を少し過ぎてメンバーが登場。しかし、フロアの照明が落ちていない。え、なに、はじまんの? 慌てて照明が落ちる。ビリーが“Ready?”って聞いた。歓声も拍手もまばら。名古屋、大阪(特に名古屋)で沸き起こっていた、始まる前特有のバンドへの期待、ライブへの期待が薄い。おーい、やるぞーって感じ。 Darylから始まった1stセットは、緩いジャムでつながれていく。ブルーグラスのトラディッショナルThe Old Home Placeでギヤをシフトし、Latinissmoのラテンジャムで高速域に達しようとするが、そのスピードはあくまで緩やかな上昇しかしない。そして、Little Hands > Desert Dawnというコンビネーションで聴衆を爆発させる。客が少ないライブがダメなライブということはない。フロントラインは熱気に満ちていたし、後ろではこんなにスペースがあるチーズは久しぶりとばかり踊りまくる。 ![]() 2ndセットもその勢いを落とさずにスタート。今日はトラビスの誕生日なので、1曲目が終わったところでバースデーケーキが登場。ハッピーバースデーの合唱>蝋燭の火を一気に吹き消すトラビス。誕生日の願い事をした。それは、ある朝ジョージ・ブッシュとその一味が目を覚まし、今まで自分たちがしていたことを悔やみ、すぐにそれをやめて正しいことを行うようになること(中略)。それは実現不能な夢ではなくて、彼らを嫌なやつと思うのではなく、自分たちの一部なのだと考えれば可能なんだ。というものだった。それそビリーが感じ入ったように聞いていた。 その後のオーディエンスとバンドの一体感は、タイトで信頼と尊敬に満ちていた。“Open wide, go deep inside.....”Close Your Eyesの歌詞そのままに。後半のSmile, Shantytown > Outside Inside, San Joseのできと流れは素晴らしいものだった。今回のツアーにおけるハイライトのひとつと言っていいだろう。 アフターパーティー(入場料420円)で、九州のファンと話した。初めて観た人が多く、最初の内は何が起っているのだろうという感じで見ていたが、知らぬ間に踊って最高にハッピーだったと言う。チーズの認知度は高いとは言えず、それはベニューの入り具合でもわかる。だが、彼らがここでショウをしたことが大きな足跡になるということを確信した。 String Cheese Incident 04-20-04 Fukuoka Drum Logos, Fukuoka, Japan Set 1: Daryl > Rhum 'n' Zouc, The Old Home Place, Latinissmo, Little Hands > Desert Dawn Set 2: Can`t Stop Now, Happy Birthday Travis, Close Your Eyes, Time Alive, Smile, Shantytown > Outside Inside, San Jose Encore: Las Vegas ▲
by walstib
| 2004-04-27 16:02
| Show Report
04-26-04(月)
このブログを開くと、最新の記事が2つ表示されるようにしているので、チーズツアーレポートと、毎日の日記が並んでいます。日にちが前後しているので、そのへん混ざって読みにくかったらごめんなさい。 友達が自転車を取りに来た。軽ワゴンの荷台に積み込みお茶を飲む。彼女はサーフィンに熱中しており、そのために都会から田舎の海辺へと移り住んだ。2Dkが都会の半値で借りられたと喜んでいる。休みの日はクルマを10分ほど走らせて海に入る。サーフィンとそれを愛する者たちの話は、なかなかに興味深く独自の世界が広がっているのを感じた。彼女曰く“波乗り道場”。サーフィンはスポーツであり、娯楽であるが人生でもあるのだ。昔から行動的な彼女(バイク乗りでもある)だが、真っ黒に日焼けした顔の健康的な笑顔の輝きは、人生を楽しんでいる人のそれだった。 プルちゃんと3人で餃子を食べに行った。いわゆるホワイト餃子を出す店なのだが、お客さんが来るとよく連れて行く店のひとつ。自分たちもよく行っている。餃子10個とタマゴスープにご飯がセットの“玉子定食”が定番。久しぶりに行ったが、焼きたてを食べさせてくれる定食は、相変わらず美味くて高くない。満腹&満足。 サーファーが帰った後、昨日買った「教皇暗殺」を読む。トム・クランシーの小説は長い。なぜなら、話がおもしろくなる前のいろいろなドラマがとても多くて長いから。だけど、きちんと読まないとそれがどのように後から絡んでくるかも知れないので、少々眠くなっても半分までは必ず読み続ける。するといつの間にかジェットコースターが最上部に来ていることに気がつくのだ。 読書再開します。 BGM:無音 ▲
by walstib
| 2004-04-26 20:29
| Diary
![]() 岐阜の友人はスポーツクラブの会員で、そこには温泉がある。彼と一緒に行き、割引価格で入った。気持ちの良いことこの上ない。身も心もすっきりして、大阪に向けて3人で出発する。3人目のHも喋らない。彼は先に乗ったDの友人…というか去年のチーズで出会ったのだという。大阪公演の後、Hの家に泊めてもらうことになっている。 知っている人は読み飛ばしてもらって構わないのだが、なぜ自分はストリングチーズインシデントというバンドを、名古屋>大阪>福岡>東京と追いかけるのか。 彼らは年間100回以上のライブをツアー形式で行うが、一度たりとも同じセットリストで演奏しない。セットリストとは、ライブにおける曲目のことで、それがツアーごとに固定されているバンドも多い。つまり10回見ても曲目と曲順に大差はないということ。もちろんサプライズやゲストによっても変わるのだが。チーズのようなジャムバンドと呼ばれるバンドは、ライブごとに違う曲目曲順で演奏するから、毎日全公演観たくなるのである。その模様を収めた音源と呼ばれるCDの収集も同じ理由だ。演奏の出来不出来、オーディエンスとの一体感など、日によって良い日と悪い日があるが、それも観なくてはわからない。ものすごくミラクルなショウを体験できるかも知れない。逆に後でセットリストを見て、これは逃したと思うようなものもある。だから許す限り、観られるだけのショウを観ようとするのだ。もし機会があるなら、1日だけでなく2日観た方がおもしろいと思うのでおすすめ。 大阪までは距離が短いので、すぐに着いた。昨夜チーズがBlack Cloudをやったせいか、雨雲が雨をひっきりなしに降らせている。それも集中豪雨という4文字が頭に浮かぶような。2人はじっとしていたくないということなので、アメリカ村方面に消えていった。自分はコーヒーが飲みたくなって、大阪駅の地下街をうろつく。同じ国だが別世界。人々の所作や言葉を感じると、すごくトリップ感があった。 オンエアー大阪は、その地下街をまっすぐ歩いていったところにあった。地下が入り口になっている。開演前に結構な人数が集まっている。去年の大阪はビッグキャットというベニューでソールドアウト。今年は更に大きな箱になったが、名古屋に続き大入りである。始まるまでの間、Aちゃんが大阪のファン達をたくさん紹介してくれた。みんな笑顔がすてきな人たちで、東京から来たことを歓迎してくれた。Aちゃんは仲間と共に、アフターパーティーの準備で大忙しだったという。 Texas Townで始まったショウはリラックスムード。ディランのカバーTom Thumb's Bluesで大きな盛り上がりを見せ、Joyful Sound > Come As You Are と続くジャムがすごかった。カイルのコントロールぶりが見事。昨日の名古屋で感じたことが、確信となってきたのがこの辺だった。ジャムが太くてスムーズになっている。または音の芯みたいなものがはっきりしているとでも言うのだろうか。バンドの成長ぶりを堪能することができた。ビリーのエレキギターも様になってきていて、どこかでマーシャルタッカーバンドを思わせるフレーズをぐいぐい弾いていた。 2ndではBirdlandにからむあたりが美しく、Dirkでのカイル熱唱。そしてクローザーとなった Round the Wheel 。やはりこの曲が一番の盛り上がり。外はすごい雨だったが、この中は天国。幸せそうな顔があふれている。 アンコールはカントリーナンバーで、最初と最後をカントリーで決める。チーズらしい最後の疾走は、観客を大満足させるに十分なスピードとパワーだった。 アフターパーティーに向かうが、燃料が足りなくなってきた…というより、メーターが0を指している。このままでは動けなくなる。2人を降ろして給油に向かう。とりあえず国道に出ればガソリンスタンドがあるだろう…が甘かった。いけどもいけどもない。堺の近くまでいって、やっとガスを満タンにして急いで戻る。何度か迷ってパーティー会場についたものの、宴は終わったところだった。Aちゃんがニコニコしながらやって来た。右手にウイスキー、左手にウォッカの瓶。“こっちがトラビスが飲んだウイスキー、こっちがカンの飲んだウォッカ”だそうだ。やくみつるじゃないんだから…(笑)。アフターで会おうと約束していた人にも会えず、しばらくしてから今夜の宿へと向かった。 String Cheese Incident 04-19-04 On Air Osaka, Osaka, Japan Set 1: Texas Town, Lonesome Fiddle Blues, Who Am I?, Parker's Blues, Tom Thumb's Blues, Joyful Sound > Come As You Are Set 2: Tinder Box > Birdland > All Blues > Birdland, Betray the Dark > Dirk, Look at Where We Are, Round the Wheel Encore: Sittin' on Top of the World Notes: "Look at Where We Are" is the song formerly known as "How Does It Go From Here" ▲
by walstib
| 2004-04-26 16:04
| Show Report
04-25-04(日)
昼近くまで寝ていた。起きられなくてぐったり。やはり疲れている。 外に出て、ホウレンソウとコマツナの間引きを再び行った。出かけている間にどんどん成長し、野菜らしくなってきた。コリアンダー、バジル、ニンジンも同じくで、こちらは育ちが遅いのだが確実に成長している。コマツナとベーコンをオリーブオイルで炒め、ニンニクを少々、胡椒とクレイジーソルトで味付け。うまーい。まだまだ野菜としては完全ではないが、十分なうまさとパワーを実感できたのが嬉しい。 明日、かって働いていた会社の後輩がビーチクルーザーを取りに来る。彼女はサーファーで、こういう自転車が欲しかったという。こちらは新しい自転車を手に入れたので、ドナドナされていくことになった。ので、チェーンや可動部分に油をくれて、一通りきれに磨いておく。今までおつかれさん。ありがとう。 夕方から東京へ行き、友達と会う。お互いにチーズのショウを見ていて、その時起ったことやライブの様子などを話しコーヒーを飲んだ。その後、本屋に行ったらトム・クランシーの新作『教皇暗殺(Red Rabbit)』が出ていた。クランシー作品は好きで、ほとんど読んでいると思う。特にジャック・ライアンが登場するシリーズ。現実と虚構の間を行ったりきたりする、緻密なリアリティと大胆な展開がおもしろいのだ。帰りの電車で読みふけった。 BGM: String Cheese Incident 04-01-04 The Cathouse, Glasgow SCOTLAND 1stがアコースティックでリクエスト大会。セカンドがエレクトリックで、地元のジョンを迎えて、「やさしく愛して」を(カラオケ状態で)カバー。 ▲
by walstib
| 2004-04-25 23:41
| Diary
04-18-04(日)
明け方に寝たが、頭は冴えている。いよいよ今日からオンザロード。ストリング・チーズ・インシデント初日。駅まで一緒に行くDを迎えに行き初対面。聞いたことしか返答しない人のよう。大した会話もなく、夏のような天気のいい中、デッドが鳴り響くクルマが名古屋に到着。高速も空いていたので、あっという間だった。 会場入りする前に、岐阜の友人宅へ。今夜の宿は彼の家なのだ。おっかけをやると道路代、燃料代、食事代、宿泊代など結構な経費がかかるので、できるだけ出費を少なくする。だからクルマも数人で1台、経費はすべてワリカン。長野から10tトラックに乗ってSが登場。仕事の合間にショウを観て、終わった後トラック満載のジュースを運びに行くという。 会場へ行くと、おなじみの顔ぶれと次々に出会う。握手し、ハグを交わし、近況を報告しあう。アメリカからのファンも結構来ているようだ。 名古屋のクラブダイヤモンドホール(CDH)は1000人収容の大きなクラブで、去年の名古屋クワトロより断然でかい。ベニューの雰囲気は良さそうだった。 開演直前、オーディエンスはすごい盛り上がり。出てくると大歓声。みんな待ってたんだねー。1曲目はMouna Bowa。ラテンのりのスタートが意外だった。Miss Brown's Teahouseでジャムがすべてを巻き込みスパーク。新曲を織り交ぜつつ、Rhythm of the RoadやセットクローザーのShineでどんどんヒートアップしていく。まだ1stなのに、客の熱狂ぶりが止まらない。 セットブレイク。みんな額に汗を光らせて笑っている。演奏はややぎこちない部分もあったが、去年の初日よりは断然リラックスしていたよう。 2ndが始まるとオーディエンスの一体感と期待度みたいなものが、ステージに向かって強力に放射された。バンドはそれをひとつのエネルギーとして取り入れるのだろう。演奏にすごく熱が入っている。今回のチーズはロックのりなのか、テクノとブルーグラスが少ない構成になっている。ブルグラはもっと聞きたいが、ロック名太いジャムが炸裂してすごい。再びラテン、Blue Bossaのインストがスイート。Black Clouds で締めた2ndセットは大団円的な終わり方。もっとやばいジャムが炸裂するBCもあるが、今日のは割とあっさりとしていたような。一番好きな曲だけに初日に聞けたのはよかったが、もっとグニャグニャのジャムつきでお願いしたい1曲。 アンコールのラストでSearch。カンのマンドリンが鳴り響く。彼のソロが始まる瞬間と、その後のドライブ感あふれるソロが好き。今日もそれでいかされました。 ![]() ショウが終わるとトラビスやメンバー達が外に出てきて、ファンといろいろ話をしたり、写真を撮ったりしていた。ここでもう一人の同乗者Hと合流。 腹が猛烈にすいたので、みんなで手羽先を食べに行く。うまい。食後、岐阜まで戻り10tトラックを見送ってから就寝。 String Cheese Incident 04-18-04 Club Diamond Hall, Nagoya, Japan Set 1: Mouna Bowa, Miss Brown's Teahouse, Sirens, Yo Se, Rhythm of the Road, I Wish > Shine Set 2: One Step Closer, Looking Glass > Valley of the Jig, 45th of November, Blue Bossa, Ring of Fire, Black Clouds Encore: Seventh Step, Search しかし演奏中にベニューのスタッフが、すごい勢いでフロアを歩き回ることに閉口。それが仕事だって言われたらそれまでなんだろうけど、示威行動的な要素もあるみたいで嫌な感じ。 ▲
by walstib
| 2004-04-25 15:50
| Show Report
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