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09-01-04(水)
9月初日に飛び込んできたのは訃報だった。 Indian Larry-インディアン・ラリー。今、世界で最も注目を集めるカスタムバイクビルダーのひとり。イベントにおけるスタントライド中の事故により8/30に他界。享年53歳(?)。 ディスカバリーチャンネルのカスタムバイク製作対決番組、Great Biker Build Offのファーストシーズンで、強豪達を打ち破って優勝。ラリーはバイクを作る以外にも、俳優、モデル、サーカス団、スタントライダーなど多彩な顔を持つ。だが、30年以上に及ぶカスタムバイク製作のキャリアを持つ彼は番組の中で“I'm a Chopper Builder, Old School Chopper Builder”と凛々しく言い切っていた。 多くのビルダーが年を取り、バイクは作っても乗らなくなる中、彼は毎日NYCのハードな道をバイクで通勤していた。独自のエンジンテクノロジーとチョッパー哲学を持ち、それらに基づいて作られたバイクは走りを追求したチョッパーだった。装飾過多なルックス重視に陥りがちなチョッパーというカスタムだが、彼のバイクとその走りを見れば零戦のように研ぎ澄まされたマシーンだということがわかる。 鋭い眼光と全身に彫られた刺青が人にアウトローと呼ばせるが、酒も煙草も薬もやらないし寒中水泳クラブにも入っている。毎日出勤前にはアルコール依存症患者のためにボランティアをしていたという一面もあった。 それまではメカニックというポジションで、誰かの店で働くことが多かったが自分の名を冠したショップを始め、自分のやりたいこと、作りたいバイクを作ることができるようになった矢先の事故。残念でならない。NYCで初めて会ったときの、やさしい笑顔が甦る。Rest In Peace.
by walstib
| 2004-09-02 08:11
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