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2007-07-22(日)
スタート時間を少し遅れた頃に、代々木公園の野外ステージに到着すると、ちょうどMuffの演奏が始まるときだった。初めて見るバンドだが、ファンキーでサイケ風味のギターサウンドは、なかなかにかっこいい。 しかし、中盤で突然の演奏ストップ。どうやら機材の問題ではないようで、ステージ上ではメンバーが何やら話し合い。大した中断ではなかったが、観ている方は何が起こっているかわからずポカーン。さっきまでの期待感と興味が急に薄れてしまった。 2バンド目はFLY…マイクの音が出ない。PAの人がステージとブースを行き来して、ようやく人の声がスピーカーから出てきた。“Slow Express”のゆっくりとした始まりで、野外で聞くこのバンドの気持ちよさを思いだす。ヴォーカルのある曲も含め、ほとんどが新曲だったような。 ラストナンバーはお得意のブルーグラス風インストだが、ややメキシカンな感じにも聞こえて、長尺なギターソロが続く。初めて聞く曲だが、これまたツボでかなりご機嫌。終盤で突如ブルースに変化して、最後にまた戻ってくるという落差もあるのだった。 3バンド目はらぞく。さすがのグルーブで会場を盛り上げる。ラストの“Sister Monster”では、フロアを埋めたオーディエンスが踊りまくりで、ステージの3人はとっても楽しそうにジャムっていた。大歓声。 セットチェンジの間に会場を脱出してコーヒーブレイク。湿気と暑さで、体力を消耗しているのがわかる。冷房の効いたコーヒーショップから、危うく出られなくなりそうに。 戻ると4番目のバンド、easybluezysが演奏中だったがほとんど観られず。ステージの裏手では、ダチャンボのDVD撮影が行われていて、村民各位がカメラの前でインタビューされていた。友人たちと七色の薔薇についてあれこれ推測したり、話していたら自分もビデオカメラの前に立たされる。何も話すことを準備いしていなかったので、気の利いたことはなにひとつ言えず。まぁ、普通にボツだろう。 そんなことをしていたら、5番目のバンドであるFreaky Machineも後半しか観られなかった。ラストにKengoが、世の中を変える手っ取り早い方法は選挙だと話だし、来週末に行われる参議院議員選挙へ行くことを観客に訴えた。フジロックに行くなら、期日前投票も!ぶち上げる。 Meltoneは6番目の登場で、2度目のアメリカツアーを成功させたこともあり、貫禄たっぷりの演奏。太いジャムで迫ってくる。途中、ショッキング・ブルーで有名な“Vinus”のカバーをサンドイッチするナンバーもあって、夕闇迫る野外ステージ前は大盛り上がりだ。 終盤、興奮の極みに達した観客がステージに上がりはじめ、ひとりふたりはたちまち数十人になった。バンドは見えないし、スピーカーやアンプの音も人の壁に阻まれて、くぐもってしまいカオスの一歩手前。酒デリックにやられた人たちの、何もかも放り投げたようなパワー炸裂だ。しかし、それが好ましいものに思えないのは、憂さ晴らしの集合体にしか見えなかったからか。 ラストはダチャンボで、さらなる盛り上がりを誰もが期待する。時間はかなり押していて、予定から30分遅れての演奏開始。熱くなった会場をクールダウンさせるかのように、緩めの曲からメロディアスに聞かせる。 やがて演奏に加速度がついてくると、待ってましたとばかりにステージへ上がろうとする人々。酔っぱらい多数で、今度はにわかセキュリティーに追い返される。 「ピカデリア~!」の叫びが響き渡り、最後のロケット切り離しにかかるダチャンボ。あまりの熱気に後方へ下がって観戦。今尚明けない梅雨を吹き飛ばす爆音に、共振しながら没頭する観客たち。そしてステージの向こうには、真っ二つにしたようなハーフムーンが昇ってきていた。 ライブ画像はFlikr!にて。
by walstib
| 2007-07-25 17:07
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