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2007-04-20(金)
恒例気味のステージ上における、スタート直前セットリスト会議が長めだったのは、いつもと違うギターが2本参加している故なのか…。 立て続けに発表されていた新曲の中で、ひとつだけタイトルの決まっていないのが3番目にきて、個人的にはこれがお気に入り。ファンキーなカッティングを背景したヒステリックなソロと、'70年代のアクション映画音楽風な展開とのマッチングがイカすのだ。 4曲目の“Cream Cheese Cake”では、かわにいの長尺ソロにしびれる。5本の指が未知なる生命体となってフレットの上を這い回り、ねばっこい音を次々に紡ぎだす。そして後半、それまでの溜めが一気に噴出すような展開に、オーディエンスが歓喜の声を上げて踊る。 それまで後ろに控えていたキャンディレッドのギターが、照明にフレークスをキラキラさせながら登場したのは、“Trick Cycling”だった。しかも、ミディアムテンポで悠々と進行する様は、ローライダーのクルーズを連想させる。楽曲のあちこちが、ワンオフのカスタム仕様になっていて、ジョージの手にするフェンダー・ジャズマスターが、なんとも言えない雰囲気を作り出していた。レスポールのスライドが重くのしかかってくる、この曲がひとつのピークだった。 第2幕の始まりもノリのよい“Killifish Dance”で、ブリットポップを連想させるヴォーカルパートのあるナンバー、“Naked Star”へと続く。そして止まらずに連なったのが、“38 Pieces”だった。この展開に驚きながら、見事な裏切られっぷりにマニアがどうしようもないと、笑顔を見せてうなづき合う。次に来る曲をいくら予想しても、せいぜい1曲目を当てるのが関の山で、結論としては予想のしようがないバンド。だから観ている方も予断を許せず、気を抜くとすぐに置いていかれるのだ。38の後半、湯浅の機材の一部がベースアンプから落下し、少しの間ベースが抜けるアクシデントあり。 “Dream Man”からアンコールまで、かわにいが弾いたのはフェンダー・ストラトキャスターだった。彼のギターは色や年式は変われどほぼレスポールで、SGの時もあるけれどそれら以外のエレキギターは、これまで見たことがない。 アンコールの“Movin'”では、ストラトでのスライドソロが炸裂。これはレアな光景に違いない。サザンロックなフレーズひとつのひとつに心を打ち抜かれ、溶けるバターのような音がシナプスに染み込んでくる。このスイートな展開を存分に楽しみながら、グレートな幕切れ。 今回も素晴らしいショウだった。やはり、ワンマンで2セットだと、やる方も観る方もがっつり楽しめるようである。
by walstib
| 2007-04-23 00:02
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