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2007-04-02(月)
圧力鍋というのを初めて見たのはいつだったか…そんなに幼くはなかったが、子供だった頃、ある日我が家にやってきた蓋のでかい鍋。料理好きの母親が導入したそれは、潜水艦のハッチよろしくがっちり蓋をしめ、金属の小さなかわいらしい錘(すい)を取り付け、火にかけられるのだった。 やがて錘から少しずつ蒸気が逃げて、それをくるくる回す。そして、狂ったように錘は回転し、盛んに蒸気を吐き出す光景はTVで見た蒸気機関車を連想させ、幼心に見とれていた。 家を出たときに2つあったうちのひとつをもらい、煮込み系の料理を作るときに大活躍していた。圧力鍋を使うと、調理時間が大幅に短縮されるのが最大のメリット。ゆっくりコトコト作るカレーや煮物も味わい深いのだけど、量もたっぷり作れるこの鍋は大活躍していた。 ある日、錘が行方不明になった。そのうち見つかるだろう…から数年。結局発見されることはなかった。圧力鍋は錘がないと使えないし、それだけ売っている店もなく、半ば引退同然の処遇に甘んじていたのだ。 少し前に、プルちゃん宛に届いた封筒から出てきたのは、錘。彼女が業を煮やし(?)、メーカーに直接オーダーして取り寄せてくれた。うちにある鍋とは、似ても似つかない外観の錘に時の流れを感じながらも、装着すればぴったり合う。カレーやチリビーンズを作ってみたら、とってもいい感じにできて、独特のおいしさに顔の筋肉が緩む。これで料理の幅が、ぐっと広がることを期待したい。 BGM: Sardine Head 2007-03-15 Sact, Shinjuku, Tokyo, Japan
by walstib
| 2007-04-05 21:34
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