カテゴリ
フォロー中のブログ
LINK
最新のトラックバック
以前の記事
2009年 06月 2009年 05月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 2008年 03月 2008年 02月 2008年 01月 2007年 12月 2007年 11月 2007年 10月 2007年 09月 2007年 08月 2007年 07月 2007年 06月 2007年 05月 2007年 04月 2007年 03月 2007年 02月 2007年 01月 2006年 12月 2006年 11月 2006年 10月 2006年 09月 2006年 08月 2006年 07月 2006年 06月 2006年 05月 2006年 04月 2006年 03月 2006年 02月 2006年 01月 2005年 12月 2005年 11月 2005年 10月 2005年 09月 2005年 08月 2005年 07月 2005年 06月 2005年 05月 2005年 04月 2005年 03月 2005年 02月 2005年 01月 2004年 12月 2004年 11月 2004年 10月 2004年 09月 2004年 08月 2004年 07月 2004年 06月 2004年 05月 2004年 04月 2004年 03月 2004年 02月 その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2007-03-08(木)
東京農大の研究チームが、生ゴミからバイオエタノールを作ることに成功したというニュースを見ていた。農大では学校給食の残飯や調理時に出る生ゴミを使っていて、バイオエタノール30㍑を作るのに、生ゴミ100kgが必要なのだという。そして、日本では年間2200万㌧の生ゴミが出るらしい。 バイオエタノールはさとうきびなどを原料に作られる、植物から作られたアルコールで、ブラジルなどではガソリンと混ぜたり、エタノール100%で走る自動車が普及している。石油や天然ガスなどではなく、植物資源などから作られるので、枯渇の心配をしなくていい。さらに、 燃料として燃やしても、発生する二酸化炭素は排出量の中には含まれない。対象となる植物が、光合成により吸収した大気中の二酸化炭素の方が多いから、大気中に放出されても二酸化炭素の総量は変化しないというわけだ。 石油財閥の息子が大統領をやっているアメリカでも、ガソリンからスイッチしようと動きが大きくなりつつあり、原油高騰の折りに大きな注目を集めた燃料である。日本でも研究はいろいろと進んでいるそうで、数ヶ月前には建築廃材などの木片からバイオエタノールを作ることに成功したという例もすでにある。 生ゴミ、木くず>エタノール…なぜか記憶の底から浮かび上がってきたのは1985年製作、ロバート・ゼメキス監督、マイケル・J・フォックス主演の映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だった。 映画に出てくる、デロリアンというクルマを改造したタイムマシンに、確か生ゴミやら飲み残しの炭酸飲料を燃料として投入するシーンがあったはず。当時、これはタイムマシンを作った博士の風変わりさと経済状態を、シニカルに象徴する映画的なものと受け取っていた。ゴミを直接投入して走るクルマはないのだけど、生ゴミから燃料が作られるようになった21世紀。22年前のSF映画に登場する自動車型タイムマシンは、図らずもエコロジーなクルマだったのかもしれないなぁと思っていた。 再生燃料としては、廃油を精製して作られるバイオディーゼルというのもあり、Freaky Machineというバンドのケンゴ氏がその活動に取り組んでいる。彼のブログによると、原料となる廃油が足らないとのこと。 BGM: Steve Kimock Band / Eudemonic
by walstib
| 2007-03-11 10:24
| Diary
|
ファン申請 |
||