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9-7-06(木)
ロンサム・ストリングス+中村まりを観に、マンダラ2へ行くと、入場待ちの列が建物横の道に伸びていて、湿気でむぅっとする暗がりの中で開場を待った。中に入ると席はどんどん埋まり、すぐ満員に。 最初に演奏したのはロンサム・ストリングスで、エレキギター、バンジョー、スチールペダル、ウッドベースという基本構成。今夜が初体験なのだが、勝手な思い込みでブルーグラスっぽいドライブ感を、漠然と期待していたのだった。 パリテキサスまでは行かずとも、ゆらゆらとした浮遊感のある、ウェスタンフレーバーのインストゥルメンタル。スチールペダルが奏でる、幻想的な音の伸び具合が心地よい。テンポが上がらず、気持ちよさが増していくので、リラックスしすぎてしまい、途中で軽く船を漕いでしまった。ちょっと飽きていたかも。バンジョーを打楽器のように使う奏法がとてもユニーク。 ファーストセット終了後、1曲LSが演奏して中村まりが登場。ソロでボブ・ディランの“Don’t Think Twice It’s Alright”を歌い出せば、べニューの空気が一斉に彼女へ集約された。初見の人も多かったようだが、続いて“Little House”、“Night Owls”などオリジナルを披露するごとに、会場全体が、彼女の歌に釘付けになっていった。 数曲後、LSが加わり古いカバー曲“I'm A Pilgrim”が始まった。エレキギターはマンドリンに持ち替えられている。ラグタイムなのりで力強く、リラックスした弦楽器の競演に、突き抜けてくるような紅一点のヴォーカル。 さらに映画「オー・ブラザー!」でお馴染みの、“Man of Constant Sorrow”がここで聞けるとは!これがまた、今夜初めてジョイントしたバンドとは思えないほどのはまり具合で、最高にいい。個人的に、今夜のハイライトがここだった。曲名は失念したが、グラム・パーソンズのカバーもやった。スチールペダルの美しい音色に、再び聞き入る。 アンコールでもう一度中村まりが入り、流れ出たイントロは“Our Blue”。これがまたすごかった。大好きな曲であることも大きく作用していたが、バンドサウンドとなった同曲は、LSとのはまり具合が相乗効果を伴って、ダイナミックであると同時に繊細。これまでのベストアクトを軽く更新(それほど観てないけど)。目を閉じて聞き惚れていたら、うるうるしてしまった。 ロンサム・ストリングス+中村まり…総弦数83本というこの組み合わせが次もあるなら、決して見逃せない素晴らしさなのであった。
by walstib
| 2006-09-12 13:16
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