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11-04-04(木)
WGのキャブがオーバーフローしていた。オーバーフローとは、キャブレターの中にあるガソリンが何らかの理由であふれ出し、キャブの外に出てきてしまうこと。内部でゴミが詰まって、キャブの中でガソリン量を調整するフロート(浮き)に付いている弁が開きっぱなしになって、ガソリンの進入を止めずに溢れてしまうことが多い。キャブについては、ついでにやりたいこともあったのでKサイクルへ。 CVキャブレターをバラしてみると、弁の先に付いているゴムが劣化しているのを発見。持参したもうひとつの同じキャブレターから同じ部品を外して付け替えた。持ってきたキャブは友人からもらったもので、中にはダイノジェットという部品が組み込まれている。 ガソリンを霧状にして空気と混ぜ合わせ、エンジンに送り込んで燃焼させるのがキャブの役目なのだが、霧状にする部品をジェットという。ダイノジェットはもっと効率よく、大量にガソリンを霧化させるジェット。専用のニードルとかスプリングも一緒に組み込まれていて、それらを今ついているキャブに移植。もらったキャブは自分のよりも新しい型なので、使える部品は全部付け替えてグレードアップ。…だったら新しい方を使えばいいじゃーん…となるわけですが、キャブ本体に問題があって使えないのでした。 で、ダイノジェットをつけたらどうなるかというと、エンジンのパワーが増大するわけです。エンジンを回してみると、排気音からして違う。レーシーな感じとでも申しましょうか、実にやりそうな音なわけです。走ってみてびっくり。加速最高。これがCVかと思うほど、短時間でぐいぐいと加速していきます。もうちょっとセッティングして、明日は高速に乗ってみよう…などと思いながら帰宅途中に、またもクラッチ不調。うーん、やっぱ鉄板も変えるしかないか…。 BGM: Phish / Live Phish Vol.07
by walstib
| 2004-11-04 23:16
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