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2007-04-03(水)
ヨーロッパに行っていた友人が、まだ帰ってくる予定ではなかったのに、やんごとなき事情で帰国した…という電話をもらったのが、少し前のことだった。Cさん宅に遊びに来るというので、帰国報告会に参加。 旅に行く前よりもすっきりした印象で、予定の1/3である1ヶ月の旅が、それでも良かったことを表していた。お土産はミニアルバム40冊分のフィルム写真と、少し低いがよく通る声で笑わせる、愉快ながらも深い話の数々だった。 ベテランの旅人は写真家でもあり、古く使い込まれたニコンが切り取ってきたオランダとスイスの風景を食い入るように見た。途中から、色の独特さに感銘を受けたという彼は、古い建物や市場、植物、夜景などを鋭く撮っていた。それがとても自然で、勉強になることがたくさんあった。眼福、ごちそうさまでした。 楽しい時間の終わり際にくれたお土産は、エッシャー博物館の鉛筆。うれしかったと共に、「正方形の極限」の柄になっているそれの本物を、同館で再び見てみたいと強く思った。そう、旅に出たいのだ。 BGM: Grateful Dead / Dick's Picks 03
by walstib
| 2007-04-07 00:24
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