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12-7-06(木)
ボーン、ボーン、ボーン…1時間毎に鳴る古時計に起こされながら、いつの間にか夜が明けて午前中だった。みんなごそごそ起きだして、誰かが入れてくれたコーヒーを飲む。外に出てみると、雪こそ降っていないがもう冬で、中にメダカがいるという水の表面が氷っていたり、連ねて吊るされた大根がガラス窓と相まって寒さを強く意識させる。 そこは露天風呂が素晴らしくて、またもや目の前に富士山がドーン!なのだった。雪化粧した富士山はきれいだなぁ…と思っていたのも束の間。5分後には雲に覆われてしまい、そのまま姿を見せなかった。 S宅にて奥様と息子のJuくんにご対面。もうすぐ1才になる彼は、好奇心旺盛でかわいい瞳に見つめられると、どんな人でもめろめろになってしまうだろう可愛さだ。つかまりだちがなんとかできるので、大人たちが楽しそうに会話している仲間に入ろうと、登ってこようとする。ぎゅっと、ジーンズを小さい手で掴まれた時の力強さに驚いた。 夕食は、駅前の横丁にある小さな洋食屋で、カウンターとテーブルひとつという狭さ。地物野菜を使ったメニューは、シンプルだが繊細なおいしさ。牛タンシチューのとろけるおいしさと、絶品のソース。自分が頼んだオムライスがまた、デミグラスソースのおいしいふわふわ卵。しばらく忘れていた、正統派の洋食を堪能。 再びS宅に戻り、今日が初対面で夕食を共にしたSの友達も交えて楽しい夜。2日目も夜更かし気味で、おしゃべりの楽しい夜が更けていった。 BGM: Jerry Garcia / Compliments
by walstib
| 2006-12-21 01:21
| Trip
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