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3-18-06(土)
Bobin & The Mantra, Tegwon, Majestic Circus, Fly, Dachambo, Strobo, Mgova…実力派のバンドをずらりと揃え、注目を集めていたFree As A Bird Meetingが、田町のスタジオ・キューブ326で開催された。 2Fと4Fのフロアに分かれ、2FはStage Utopiaと名付けられて上記のバンドがオールナイトで次々に登場する。4FはDJやファイヤーダンスが行われ、出店もあってや食事もできるラウンジ風味。スケジュールはスタートから遅れているので、遠方から来た友人たちと談笑しながら待っていた。 トップバッターはBobin & The Mantraで、ダチャンボのメンバーがジャンベでゲスト参加。ジョン・バトラー・トリオっぽいノリのアコースティックバンドだ。“Full Moon”という曲のジャムが迫力あって良かったなぁ。 合間のDJはPhishbillでお馴染みのE氏なので、バンドのライブだけでなく変則Phishbillつきという豪華さ。休憩の間も体が動いてしまう。 2番手はテグオン。まだ客の入りは少ないけど、フロアの暖機運転はすでに終了して強力な燃料の投入を待つばかり。一気に来るかと身構えていたら、リゾート風味のさわやかな曲で始まった。2曲目からはいつも通りのテグオン・ショウ。しかもジャムは大盛り気味だし、どの曲もストライクに入りっぱなしの60分。ラストはパーカッション氏がシンバルを持って、中二階へ上がってうち鳴らした。テグオン好きは彼がステージから移動して、どこで待っているのかを見逃さない。まるで頼んだかのようなご機嫌なセット…自分がバンドの演奏に惹かれているのもあるが、好みの音が次々に繰り出されてくるので大満足。 そして早くもサーディンヘッド。当初はかわにい欠席により、3人編成のサーディン・キッズになるというアナウンスがあり、それはそれで貴重なショウであろうから楽しみにしていた。しかし、無事4人で演奏することになり、期待がいっそう大きくなる。お次はMJCなこともあってフロアがいっぱいになってきた。レールと前数列はいつもの顔ぶれである。 フリークでいっぱいの客車を引っ張る機関車のように、38がスローにじわじわと進行していく。トップスピードに到達した頃には、初鰯な人々も踊りまくり。もしくは呆然とバンドを見つめていた。いくつかのバンドが出るショウケース的なイベントは、新たな接近遭遇と刷り込みが随所で行われるが、自分の好きなバンドの評判が良いというのは嬉しいものだ。 途中から左スピーカーの音量が落ちてしまったり、その後もイマイチなPAがとほほなショウ。モニターもあれなのか、後半の演奏では危うい箇所に、はらはらしてしまう場面も。それでも何かナスティでホットな演奏は、心に迫ってくるものが合ったから、次回に期待。 マジェスティックサーカスの人気ぶりは知っていたけど、実際目の当たりにするとすごい。演奏が始まれば、気持ちのいいグルーブにみんな踊っている。中二階から眺めていると、グッドバイブレーションが縦横無尽に渦巻いていた。なんだか演奏時間が短く感じられたのは、本当にそうなのか夢中になっていたのかわからない。 立ちっぱなしで6時間が過ぎ、立っているだけでなく踊ったりしているから、そろそろ足が痛かったりして体的にきつくなってきた。空調の悪さと病み上がりなせいで咳がひどくなってきた。喉も痛いし、再入場自由なので一度外に出ようかと思ったが、再入場時にもう一度ドリンク代500円を徴収されることを思い出しやめた。デッドナンバーをご機嫌につないでくれる、DJの心地よさと友達と話したりすることでなんとかしのぐ。 そうこうしているうちに、ドラムにアラジンさんをゲストに迎えたFlyが始まり、ハイパーなブルグラチューンにぶっ飛ばされて踊る。すっげー楽しいのと、咳がひどくて辛いのがせめぎ合う。気がつけばアラジンさんのドラムしか見てないことに気づき、フロアへ降りてラストはレールで鑑賞。すごいの一言。反してPAはどんどんひどくなってきたよう。 わかってはいたけど、Flyでガス欠になりダチャンボが始まる頃にはふらふらだった。しゃがみこんで動けず。ダチャンボの嵐のような音を頭上にやり過ごしながら、しばしの充電モード…意識を取り戻したと思ったら、ダチャンボはもう終わりだった。 最後にストロボを半ば朦朧とした中で見つつも、体は正直に反応している自分。やっぱりすごいバンドには、ぐいぐいと引き込まれていく。狂ったようなギターソロが印象的だった。 最後はMgovaなのだが、電車が走り始めてオーディエンスもひけはじめていた。あちこちに寝ている人たちをよけて歩きながら、友人たちと挨拶を交わして、Mgovaを観ずに会場を後にした。空きっ腹を抱えて駅まで歩き、静岡チームと一緒に牛丼を食べて別れた。 長くて濃くて、熱い夜。もしかして30数年前のフィルモアはこんな感じだったのでは…と電車のシートでまどろみながら思った。ローカルバンドとファンが集う、グラスルーツ的な音楽の楽しみ方。今回だけでなく、ぜひ続けていってもらいたいイベントだ。ただし、他のベニューで。もしくはキャンプフェスで。
by walstib
| 2006-03-22 19:05
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