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2-19-06(日)
昨日のCCQとサーディンのショウは、relix Japanの協賛になっていて開演前とセットブレイクに、ライブ映像を流すと告知されていた。セットブレイクに途中から観たのはGrace Potter and the Nocturnals。ベニューに到着すると、いつものように友達と挨拶をしたり、話をしたりが忙しいので、映像をがっつり見ることはできなかった。だけど、彼女の声が、そしてタンバリンを叩きハモンドを弾きながら歌う姿が、鼓膜に網膜に飛び込んできて脳の皺に取り憑いて離れない。本物を見たわけではないのに、底知れぬパワーを感じることはそうあることじゃない。帰ったらいろいろチェックしてみようと思った。 今日、bt.etreeを見たら最近の音源がいくつか上がっていたので、早速落として聞いてみる。 泥臭いとまでは行かないかもしれないが、スワンピーで南部テイストがふんだんに含まれているサウンドは全体的にヘビー。ブルージーな曲もあればフォーキーでもある。ディーゼルエンジンのような力強さの中で、グレースの声量のある歌声とハモンドオルガンの音が突き抜けてきた。ノラ・ジョーンズでは物足りないロックな何かが溢れていて、ジャニスに通じるものがある…というのは陳腐な表現なのだろう。そしてサムズアップで観て、印象に残っていた曲が“Nothing But Water”だとわかった。 音源を聞いていると、オーディエンスの熱狂ぶりがまた凄まじく、女の子がきゃーきゃー悲鳴に近い歓声を上げているのがおもしろい。バンドのメンバーが “ビートルズのファンみたいだ”と言うくらい。グレース自身もMCでは積極的に客席に向かって語りかけ、そのすこし姉御っぽい物言いの感じはルシンダ・ウィリアムスほどではないにしろ、何かの片鱗が滲み出ているようにも感じた。 音源だけでは限界があるので、2枚出ているアルバムも購入して…ライブを観たい。Grace Potter and the Nocturnals、ぜひ生で体験したいものだ。
by walstib
| 2006-02-23 09:14
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