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05-04-05(水)
国民の休日。再び高速に乗って、富士山を目指す。山梨県忍野村のエッグス&シェップ・スタジオで行われている、デッドヘッズ・フェス「忍野デッド2005」に参加するのだ。イベントは3日から始まっていたが、昨日は長野にいたので今日から。 上り線では関東ナンバーのクルマが我が家を目指して帰りだしていた。ギヤを4速に突っ込んだまま、スロットルもほぼ固定で100km/h前後のクルージング。天気がいいせいか、ゆっくり走るのが気持ちいい。脳内DJはずっとTerrapin Stationをリフレインしている…♪Inspilation move me brightly♪…ひらめきを信じて行けということか。 河口湖の出口を先頭に10km以上に渋滞が伸びていた。そのど真ん中をすり抜けていく。河口湖出口で降りて、下道で忍野まで行こうと思っていたがクルマがまったく動いておらず、料金所を通過するまでにものすごく時間がかかりそうだったので、富士山を横目に捉えながら富士五湖道路で山中湖へ。そこから会場までは渋滞なしで拍子抜けだった。 去年テントを張った場所はShakedown St.になっていて、素敵なお店が並んでいる。中でも一等地にあったOld Heads Headquaterでは、たくさんの人たちが行き交い、再会と初対面で交流が次々に生まれていた。ネット上でしか知らない人との、3Dでの対面は必ず持っていた印象を裏切られて愉快。先入観というのはあてにならないものだ。 かっこよかったのはHotkuma。巧くて演奏力の高さに圧倒されたアメリカンロック。Goin' Down The Road Feelin' Badは今まで聞いた中で、一番かっこよかった。この曲で自分のイグニッションが作動して、かぶり気味だったエンジンがきれいに回りだした気がする。演奏にやられたのか、Hotkumaの写真が全滅だったのが残念。後半ではHeres For Theresのヴォーカルとマンドリンが入ってさらに良くなった。歌が巧いっていうのはすごいパワーを放つものだ。 とっぷりと日が暮れてから、メインイベンターの登場でフロアのブーストが一気に上がる。China Cats Trips Bandだ。 すべてのショウが終わり、テントサイトではチルアウトしながら話が弾み、さらに盛り上がるチームや、すでにジェット機のような鼾を上げているテントもある。ガルシアの前では蝋燭が灯され、太鼓やギターの音と共にダンスが奉納されていた。いつしかそれはKnockin' On Heaven's Doorの合唱になり、No Woman No Cryへと続き…知らぬ間に眠っていた。
by walstib
| 2005-05-07 13:45
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