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02-18-05(金)
初めて観たジャムバンドは? と聞かれれば、僕の場合その答えはThe Slipだ。彼らの初来日で、原宿のベニューまで折れた足を引きずりながら観にいったのを思い出す。生き物のように変幻する音のジャムにやられて以来、この世界にどっぷり浸かったままなのだ。 渋谷のO-Eastに着くと、少ししてSim Redmond Bandがスタート。2Fのバルコニーは閉鎖されていて、フロアも満タンという程ではない客の入り。 SRBは去年の来日時同様、清々しく気持ちの良いグルーブ。開始まもなくシムの弦が切れてしまい、交換中にドラムとベース(ジャンベ)がジャムって帰りを待つ。あ、カメラ忘れた…。がっくし…。 SRBの緩くてクリアな感じがじわじわしているショウ。レゲエなリズムがゆらゆらさせる。そして足りなかったものが充電されていくような、癒されていくような感覚。しかし、何かもうひとつ足りないというか、そろそろもうひとひねり欲しい。時間が短かかったというのもあるのだろうけど。 そしてSlip。新メンバーというわけではなさそうだけど、今回はサックスが入っている。ファーストセットは彼らの音の広がり的なものを感じるものだった。ジャジーで激しくもっていくSlip的な感じはなく、ゆっくりした空気の中でいろいろな旅が始まる。ラーガ旋律を奏でてみたり、以前よりワールドミュージックを取り入れ、聞く者をイマジネーションの旅へと誘うのだ。しかし、全体がスパークすることなく緩やかなファーストセットが終了。 セカンドセットは一転して踊らされました。オリジナルの3ピース…やっぱりSlipのこの感じが好きなのだ。ブラッドのセミアコから繰り出される音の連射に、マークのぶりぶりとした太いベース。そしてアンドリューのタイトで歯切れのいいリズムのドラム。3人が一体となってぐりぐり走っていく様は、排気量は大きくないけど強力なエンジンが吹け上がり、太いトルクで押し上げる感じになる。途中、ブラッドがアンプの最上段によじ登り、満面の笑顔で弾きまくる。降りられるのか?と思ったら飛び降りた。 サックスのティモが入ったことは、音の広がりも含めて正解なのではないだろうか。もっとブラッドらとジャムることを期待していたが、それほどでもなかった印象。オーディエンスも盛り上がり、気がつけば日付が変わっていてアンコール。Sim Redmond Bandのメンバー達も加わって、ラストのジャムで大団円。電車の時間もあってか客のまばらさが目に付いてしまったが。どうせなら朝までコースになるタイムテーブルの方がいいのかもしれない。それにしてもSlipの成長ぶりと挑戦には拍手を送りたい。まだまだ目指すものが形になっていないかもしれないが、次回は更なる進化を見せてくれるだろうから。
by walstib
| 2005-02-21 12:53
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